このレビューはネタバレを含みます▼
砂漠の民の血を引くヒロインは、髪は黒髪で、褐色の肌を持っている。
自分の父親が営む酒場の常連で、体中に傷を負った元騎士のヒーローに、殺人事件に巻き込まれたところを救ってもらう。
「限界突破の溺愛」と同じく強いけど残念なヒーローで、お話の舞台設定も凝っているし、文体も軽くて読みやすく、面白いと思いました。
ただヒーローの性格のせいか、言葉が少なく、気持ちが分かりにくいので甘さを感じられず物足りなかった。
ヒーローには心の闇があり、ヒロインにもコンプレックスがあり、と、内面もよく書かれていますが、このお話の設定や世界観に今一つ入っていけなくて、中途半端な印象でした。
レビューをシェアしよう！
ERR_MNG