熱情のヴィルトゥオーソ
」のレビュー

熱情のヴィルトゥオーソ

小笠原宇紀

星4,5。繊細な執着。

2017年1月19日
251ページ、1冊表題作(書き下ろし12p)。

紳士のイメージだったロレンツォが、読みすすめるとだんだん変わってくる。。

ほっとけない、はかない。
互いへの執着と想いが良かった。

ラストの書き下ろし、ケンゾーの心配もわかる!
ぜひピアノで暮らしていけるようになって欲しい。

途中少しややこしい。
そのわりにエンドのまとまりというか盛り上がりが弱い感じ。
数年後の話とか欲しかった。

ロレンツォのピアノをもっと見たかった。
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