このレビューはネタバレを含みます▼
1巻を期間限定無料版で読んでからハマりました。
時代物の漫画やドラマで知ったつもりになったり、薄々感じていても目を背けてきた暗い部分を次々に突きつけてくる本です。
女郎屋の悲惨さにとことん悲しくなります。
それでもポイントを購入して続きを読んでしまうのは、売られてきた女の子たちが逞しく生きていく様子に惹き込まれまれるからです。
死産した子を取り上げられないように皆で匿う場面では女たちの美しさを感じられます。
時代が時代なので思想的な描写も多く、作品として大切かもしれませんが考えることが増えて物語に集中できないので私はそこらへんは流し読みしました。