良作です・・・

この作家さんはこれが初めて読んだ作品で、これがきっかけで全作品読みました。あまり予想してなかったのですが、最後はなんかじわっとうるっときちゃいましたね。独特の間合い？というか、セリフなしとかホント最小限の言葉で表現している部分が多いので、1回目は『？』となってしまったところもありましたが、最後まで読むとこの感じに慣れるので大丈夫だと思います。攻めは割と暗くて無口な感じなのですが、受けが気になりだしてからどんどんグイグイいくし、言うこともめっちゃ真っすぐだし、言われる方はこりゃー揺さぶられるしある意味しんどいなあと思いました…が、そのおかげで救われてるって感じがしました。表紙も素敵ですよね～。いろんなところでオススメされていたのを読んでいたのですが、表紙はかなり決め手になりました。表紙買いでも裏切らない作品だと思います。