一人交換日記
」のレビュー

一人交換日記

永田カビ

なるほどー。という感想。

ネタバレ
2017年2月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者のエッセイみたいなものなので、面白いとか面白くないとかの評価は出来ないと思いました。永田カビさんはこう考えているんだなるほど〜。という感想。
親に期待し過ぎない、程よく諦めるっていうスタンスは確かに大事なことだ、と自分の経験もあって共感しました。この本を読んで、面白いとか面白くないとかの評価をするんじゃなくて、永田カビさんはカビさんなりに考えて努力してるんだなー。と。
それがズレてるとか、さして毒親でもない親を毒親と表現するのか〜とか書いてる人も居ますがそれは第三者が口出しする事でもないですしね。
こういうエッセイ本ていうのは、作者になんらかの魅力が無いとヒットしないと思います。カビさんは充分、誰かを何かで引き寄せる魅力がある人なんだと思うので、これからもカビさんの感性で本を書いて欲しいですね。
読んで、カビさんは優しい人だと思いました。今は、その優しさがカビさん自身に向いていて他人に配ることが出来てないだけで、カビさんに余裕が出来たらその優しさを家族や友人にお裾分けしてあげることが出来る人だと思います。二十歳が大人、と決めたのは一般論です。カビさんはカビさんの速度で、大人になっていけば良いと思いました。
好き嫌いは分かれる作品だと思いますが、エッセイなんだしそれで良いと思います。私は読んで良かったと思いました。
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