このレビューはネタバレを含みます▼
小説までたどり着いちゃいました。
昔でいうティーンズハート的な感じなのかなあと、年齢的に少し抵抗があったんですが、読んでみたらハマりました。
女王になるために生まれたレティーツィア王女が、自分の騎士を集めながら女王への道を進んでいくお話です。
タイプは全然違うんですけど、「女王の花」の亜姫のような頭の良さや格好良さがあるヒロインで、とても魅力的です。
恋愛面もちょいちょい絡んできますが、この作品に関しては、正直、恋愛よりレティの魅力と女王になるためのプロセスやかけひき、騎士捜しの方が気になります。
他のキャラも皆個性的で魅力的。
でも他の男性キャラの誰よりも男前な主人公が格好いいです。
白魔の~で一気に物語がクライマックスに向けて動いてくるので、いよいよフィナーレが近いのかなという感じ。
最後は何となく予想がつく気もしますが、皆がハッピーエンドになるのかな。
多分兄2人も騎士になるんだろうと予想。
外交関係を担う長男と宰相として国の事務的なこととか取り仕切る次男、みたいなイメージ。
あくまで現実的なラインは保った上での大団円となって欲しいな。
私的には、ご都合主義のハッピーエンドだと少しもったいない気がする作品です。
お話がとてもよく出来ているので。
長男が国を去ることになったとしても、それは現実的でいいのかなと思ったりも。
フリートヘルムは好きですけどね。
とってもオススメの作品です。