翳りの星
」のレビュー

翳りの星

阿賀直己/ぱち

儚さ

2017年3月9日
十代特有の揺らぎに情動。曖昧さと痛み。そして迎える突然の、絶対的な…別れ。蜜月も長かったので、どう受け止めていいのか、戸惑ってしまいました。勝手にハッピーエンドを期待していたので。なんだか、人生って虚しいな、とさえ思ってしまいました。

普段、読むのはライトノベルがせいぜいな私には、少々退屈に感じてしまいました。物語が進んでくると物語の進行よりも、長めの考察や詳細な描写が大半を占めてきて、もどかしい。「文章」を楽しむ習慣がない私には不向きだったようです。

中立、の意味で☆3にさせてもらいました。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!