傲慢な純愛
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傲慢な純愛

宗真仁子

リーマン短編集。以前の作風、読みやすい。

2017年3月12日
180ページ、短編6作品b。

05年頃の作品集。
表紙のように絵も一昔前の画風であまり好みじゃないですが、お話は悪くなかったです。

わりとどれもオーソドックスな展開ですが、嫌な感じはなくて読みやすかった。
1話ずつなのが、残念!
どれも2-3話ずつで読みたくなるお話でした。

2つ目の隣人の話と3つ目の背中を見せないで、最後の家庭教師だった秘書とのお話が好きでした。
ほとんどがリーマンのお話です。

<作品のキャラ>
表題作、ハーフの上司に付きまとわれる地味なゲイ。
2作目(隣の人)無職中の料理人と空腹な若い隣人。
3作目(背中を見せないで)呼び出されて帰る夜の相手。
4作目(Best Bet)他人と間違われて気になるナンパ相手。
5作目(こんな恋の始まり方)からかう同僚と失恋。
6作目(密やかなまなざし)父親の部下の息子で先生で秘書。
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