憎い敵の娘





2017年3月14日
復讐という言葉がふさわしいあらすじです。幼い王子は両親を殺され、身分を奪われ、その生い立ちは本当に酷いです。特に王妃の最後は幼い王子が眼にするには残酷です。ここは読んでいて辛かったです。そんな彼が王位を取り戻すのに長い年月がかかります。ようやく王位奪還という過程で捕らえたのが憎き敵の娘! 彼は最初王女を憎んでいたのですが、段々惹かれていっちゃいます。この辺り、私には受け入れ難くて… 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い!です。おいそれと憎しみを無くす事はできません。ましてや敵の娘を愛するなんて…
そして復讐から愛のお話しへと続き… 1巻でまとめるには勿体ない物語でした。
そして復讐から愛のお話しへと続き… 1巻でまとめるには勿体ない物語でした。

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えり介 さん
(女性/50代) 総レビュー数:18件