婀娜めく華、手折られる罪
」のレビュー

婀娜めく華、手折られる罪

鈴木あみ/樹要

4作目。前作で尊大な売れっ子椿の話

2017年3月25日
3作目夜の帳儚き柔肌に出てきた、忍と同い年の勝気美人で売れてる椿のお話。

本作でも2作目愛で痴れる夜の純情(唯一コミック化)の主人公綺蝶たちがちょこっと登場。
(今のところ4作目まで全てに綺蝶&蜻蛉が出てきてます)

今回はヤクザに売られた子のお話。
驚きの再会で、恨みからのこじれた想いでした。
相手のヤクザがなんでこんなに好きになったのかわからないけど、やたら太っ腹でそちらに驚きでした。
今まで廓を出てからの話がちょっとでもあったんですが、今回はない!残念。。

だけど次の5作目華園を遠く離れて、がそれまで登場してきたお話の後日談集らしいので、楽しみ~。

どの話もお話に惹きこまれ、先の読めるような展開ですが面白いです。
小説としては短めなので、コミックで好きになった方、綺蝶&蜻蛉たちも毎回登場だし読みやすいのでオススメします!

1冊なら星4,5ですが、つながりが楽しいのでシリーズ通してで星5。
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