領主と初恋の娘
」のレビュー

領主と初恋の娘

かほり/駒城ミチヲ

ヒーローが怖い。

ネタバレ
2017年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローが倒れていたところを、偶然、村娘だったヒロインが見つけ介抱したのが2人の出会い。国王だったヒーローは身分を明かさなかったけれど、ヒロインに恋をしていて、たびたび森で会うようなります。けれど、ヒロインはヒーローが高貴な身分だと身なりから気づいていたので、幼馴染の村男と結婚の約束をします。それを知ったヒーローは激怒。国王の権限で無理やりヒロインを攫い、城に閉じ込め、手篭めにします。
2人の馴れ初めはよかったけど、その後からの話はイマイチでした。とりあえずヒーロー怖いです。腹が立ったからって好きな女の子を切りつけたり、ヒロインの幼馴染を殺して晒し首にしたり、まさしく暴君。
文章もいまいちで、ヒーローが敬語を話すのはいいんだけど、時々女性口調が混じってます。話しの内容も、最後の10ページくらいで脈絡なく魔術師というファンタジー要素が入ってきて、もう滅茶苦茶でした。魅力が全くなかったです。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!