BLが苦手な方にも読んでほしい作品

中原は高校デビューをした元は黒髪眼鏡の真面目くん。
五十嵐はイケメンでモテて世渡りのうまい爽やかな感じ。
３巻まで読んでいますが、普通のBLみたいにどちらかが好きになる→告白→すぐやる、みたいなことはないです。ひととひととの関わりがすごいです。気の良い友達や、趣味の友達、昔のクラスメイト、などなど彼らを引き立たせるために存在してるわけじゃない、ただその世界を生きてるキャラクターたちです。

かなり共感性羞恥が強い作品だと思います。
高校デビューしたことを、元の自分を知ってる人間にバレるのは恥ずかしい。しかも今の友達の前でそんな場面を見られるのはもっと恥ずかしい。
そんな人間のいろんな感情が入ってます。ぜひストーリーを楽しんでほしいです。