連作するほど人気？

最近は、人気作だから映画化、映画がヒットしたから続編という当然の図式がないので困ります。
この作品もそこそこのアイドルや若手俳優を使って安い映画化をした覚えがありますが、映画がヒットしたわけでなし、単にタレントの知名度に頼った集客と、演技力がなくても対応しやすいビックリホラーということの映画化。その作られた実績が原作にもどって続編（なのかな？）となるはずですが、現実、日本のコンテンツ産業の限界として、企画段階からコミックス・書籍・映画などのメディアミクスが前提とされていることが多く、駄作であってもレールにのれば活動が広がるという典型的な例です。
むしろ、この原作自体に散らばるキャッチーさという要素から、最初からメディアミクス戦略を意識した企画物では？と思わずにいられません。
まあ、好きな人が読めばいいのではないでしょうか？