元帥閣下の愛妻教育
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元帥閣下の愛妻教育

立花実咲/藤井サクヤ

敬語で迫るヒーロー

ネタバレ
2017年4月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 立花さんの作品にしては、ちょっと時代がかっているというか硬めの設定です。序盤に出てくる複数の国が絡む戦いを理解するのが難しかったです。ストーリーは…、ヒロインが自分が嫁ぐ事によって自国が戦争から免れるという計算で、ヒーローのいる国へ出立します。このヒロインは王女ですが賢く美しく立派です。周りの国に脅威を与えている王に会い、自分を妃にしてもらう計算で近づきますが、なかなか王には会えず、軍のトップの元帥(ヒーロー)の思うツボにされて…。他国で奮闘するヒロインが本当に立派です!
で、ヒーローのいない隙に国王に会えたヒロインですが…この国王が残虐・非道で怖すぎました!!恐ろしい人でビックリしました。王に会わせなかったのではなく実は守っていたのね…と、ここまで読んで初めてストーリーの展開がよめました☆ 政略結婚なのでちょっと国同士の思惑がややこしくて理解しにくかったんですが、後半からやっと話がつかめたかも…。最初はヒーローが敵か見方かも分からなかったし。でも結局は2人の初恋実らせストーリーといった感じでしょうか。ラストはヒーローとヒロインは幸せいっぱいにラブラブです!ラブ描写もしっかりあります。ページ数もなぜか500ページ以上あり(スマホだから実際はわかりませんが)長かったので、じっくり読みたい人にオススメします☆彡
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