淫夜の悪魔と塔の上の乙女
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淫夜の悪魔と塔の上の乙女

浅見茉莉/KRN

超箱入りヒロインが可愛い

ネタバレ
2017年4月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 476ページでした。読み応えがあります。ヒロインは、3歳で母親が亡くなってから修道院に預けられっぱなしで外に出た事がありません。得る情報量が極端に少ないので無知なんですが…本来のヒロインは賢く聡い姫なので嫌な感じは全く無かったです。花嫁探しを兼ねて外遊中だったヒーローが怪我をして修道院に運ばれ、ヒロインと出会います。ヒーローは身分をはぐらかしながら、周りから固めていくタイプなのか(読み手にはヒロインのために動いているのは分かるんですけど…)なかなか自身の事は話しません。最後にヒロインが窮地に陥ってヒーローが助けてハッピーエンドなんですが、読んでいてハラハラしました。修道院ってそんなワルだったの?!と予想外の展開にビックリです。
登場人物は少な目。ヒロインの心情の描写がなんとも健気で可愛い作品でした☆彡
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