十二カ月の恋人
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十二カ月の恋人

ケイト・ウォーカー/アリスン

金持ちが好みの女性を得るための契約?

ネタバレ
2017年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ そもそも、1年という契約はホアキンが愛することのできる女性を探したい為の契約なのではないだろうか。結婚は必要ないと言いながらも1年という長い期間を費やすのは信じていない愛を潜在的に求めていると考えうる。しかし、それを精査する基準がそもそもホアキンの中に無いのだから無理な話。なのに、あれだけ嫌っていた異母兄弟のラモンの告白(説得)でカサンドラへの想いに気づくとかはあり得ない。カサンドラが兄弟の復縁に助力した賜物なのか?確かにストーリーではカサンドラを探してホアキンはラモン宅を訪れたのだから。読み終えて、愛している人に愛されたい、そのために過酷な条件があってもというストーリーだが、ホアキンのガキ臭さに呆気に取られて、カサンドラに目を覚ますように助言したくなるばかりだった。ホアキンの魅力は財産なのか?まあ恋というなら仕方ないか・・・。
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