イラスト集ROMEO COLORSの購入をお勧めする





2017年5月7日
この作品は良作で作者の画力が半端ない。画が途轍もなく上手い。オメガバースにしては世界観や構成が斬新でストーリー展開も淀みがない。あまりオメガバースという独特な設定に傾倒し過ぎておらず、他のオメガ作品とは一線を画す。作品構成や設定が細かく創り上げられており、作者が描きたい世界観が見事に表現されており、ストーリーはなかなか濃いので読み応えがある。
だがしかし。
作者と編集担当者とのバランスがとても悪いと感じます。
正直なところ…この作品は、同人誌、ラノベ、BL、オメガバースに馴染みがある方のほうがより受け入れやすい作品だと思いました。
この作品は全ての設定が途轍もなく細かく、そして途轍もなく解り難い。登場人物の関係性とか環境設定などが本編ではあまり説明がされておらず、単行本1巻の最初のページに作品内の専門用語だらけの設定説明が箇条書きでズラズラっと書いてある。
ファンタジーというジャンルに置いて、設定説明や登場人物の関係性、状況説明、環境設定がストーリーの展開中に描ききれていないのは残念極まりない。
読者に優しくなく、見方によっては作者善がりに感じる。こういった傾向は同人誌やpixivでの活動歴が長い作者に多く見受ける。
この決定的な残念部分は、作者本人の演出能力の問題であり、また出版社の編集担当者の編集能力の問題でもある。作者の足りない部分などをうまく補う事が編集担当者の役割なのではないだろうか。
どういう描き方をすればより読者が理解し易いか、読者に伝えられるのか、そしてどうやって設定説明をストーリーの中に自然に描く事が出来るのか。
こういった事は作者の腕の見せ所でもあるが、実際は出版社の編集担当者の能力がモノを言う。
編集担当者は作者との共同作業で作品を作り上げていくべきであり、作者と読者の両方の立場を考えていく必要がある。作者が自作品の世界観に夢中になり読者への配慮が迷子になっている場合は編集担当者は客観的に判断した上でその旨を作者に伝え、作品構成やストーリー展開などについて作者と深く話し合う必要があると思う。
この作品はそういった作者と編集担当者のバランスが悪いと感じた。(作者と編集担当者が仲悪いとか、そういった低次元の話ではないです)
ROMEOという作品自体は素晴らしい。作者の画力も素晴らしい。
でも、ちょっと惜しいなぁ〜と感じた作品でした。
だがしかし。
作者と編集担当者とのバランスがとても悪いと感じます。
正直なところ…この作品は、同人誌、ラノベ、BL、オメガバースに馴染みがある方のほうがより受け入れやすい作品だと思いました。
この作品は全ての設定が途轍もなく細かく、そして途轍もなく解り難い。登場人物の関係性とか環境設定などが本編ではあまり説明がされておらず、単行本1巻の最初のページに作品内の専門用語だらけの設定説明が箇条書きでズラズラっと書いてある。
ファンタジーというジャンルに置いて、設定説明や登場人物の関係性、状況説明、環境設定がストーリーの展開中に描ききれていないのは残念極まりない。
読者に優しくなく、見方によっては作者善がりに感じる。こういった傾向は同人誌やpixivでの活動歴が長い作者に多く見受ける。
この決定的な残念部分は、作者本人の演出能力の問題であり、また出版社の編集担当者の編集能力の問題でもある。作者の足りない部分などをうまく補う事が編集担当者の役割なのではないだろうか。
どういう描き方をすればより読者が理解し易いか、読者に伝えられるのか、そしてどうやって設定説明をストーリーの中に自然に描く事が出来るのか。
こういった事は作者の腕の見せ所でもあるが、実際は出版社の編集担当者の能力がモノを言う。
編集担当者は作者との共同作業で作品を作り上げていくべきであり、作者と読者の両方の立場を考えていく必要がある。作者が自作品の世界観に夢中になり読者への配慮が迷子になっている場合は編集担当者は客観的に判断した上でその旨を作者に伝え、作品構成やストーリー展開などについて作者と深く話し合う必要があると思う。
この作品はそういった作者と編集担当者のバランスが悪いと感じた。(作者と編集担当者が仲悪いとか、そういった低次元の話ではないです)
ROMEOという作品自体は素晴らしい。作者の画力も素晴らしい。
でも、ちょっと惜しいなぁ〜と感じた作品でした。

いいねしたユーザ2人