魅惑の黒い瞳
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魅惑の黒い瞳

藤原基央/キャスリン・ロス

あれこれ考えてないで、自分に素直に

ネタバレ
2017年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒロインは瞳が大きすぎる少し幼顔だが、背中のヌードはものすごく綺麗で上半身全てに性的魅力が溢れている。分かってるからか、二度登場。

彼の強引さもよく出ていて、そのキャラに沿って行動が描写され、目つき顔つきなどルックス全体によく出ていた。ただ、パワハラセクハラ疑惑を回避するため、今どきならここまでズカズカ来ないな、とは思った。

お母さんが年相応に見えない。若いママとしても、ヒロインとの親子間感がしっかり見えてこない。
子ども達の感情が、解りやすい反面想定通りに立回り過ぎた。

互いに結婚に臆病なのは、共に失敗した過去を持つ身だから。そのためらいと恋の引力との間で揺れる気持ちをもっと感じ取りたかった。

和やかな家族の光景が自然で、無難にまとまったお話だった。
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