感情の起伏表現が足りない





2017年5月11日
兄レイフに一泡吹かせてやろうとピエーズが仕組んだことを兄が尻拭いするとはいえ濡れ手に粟的な話。それでもストーリーは悲しく、信じる心を打ち砕かれ心の置き所をなくし不安しかない結婚を強いられるヒロインシャーンという内容。のはずなのに、その心理が描かれていない。レイフの義務的で事務的な表現は仕方ないとしてもセリフにも表しきれていないのが残念。シャーンにおいても、日々「好きだ」と言われ続ければ心に響くものは誰にでもあるはずなのでピエーズと結婚を決断したことに疑問はない。けれど、レイフとの間でもまたそれを繰り返すことになる苦悩が全く表現されていないし、一目惚れでも無いみたいだしよくわからない。とにもかくにも、うわべだけ浚った感じは否めません。

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