星空のカラス
」のレビュー

星空のカラス

モリエサトシ

男女関係なく読んで面白い!

2017年5月30日
全8巻、1冊191~194ページ、すべて表題作(後日談おまけ4p付)。

面白かった~!
8巻があっという間。

ちはやふるとかこの音とまれ!みたいに、最近流行の?戦いの話がしっかりしてて面白いので、性別関係なく男子も読めそう。

特に兄貴!
サイヤ人頭でノリが少年誌(笑)。
でも恋愛の話もすこーしずつだけどちゃんとあって、そこは少女漫画してます。

1/4空スペースを使ったりっちゃん囲碁入門の連載がスゴイ!
いつも空スペースは読み忘れて飛ばしちゃうことが多いんだけど、途中から面白くなって本編同様1/4も楽しみで必ず読んでしまいました。
素人にもわかりやすく、碁石の置き方のイロハがわかります。
飯塚さんのメガネの白石が表情豊かで可愛くて、ツボでした!
そしてこの1/4だけですすむりっちゃんの恋も楽しい!

最終巻、感動のラストですごく良かったですが、少女漫画的にはあともう1冊くらい、、未来のお話も読みたかったよ~。
その後の2人が垣間見れたおまけはうれしかったですが、足りないよ~!

たった8冊なので、この手の話にしてはかなりテンポ良くまとまってます。
途中、あの人はどうなった??
という気になる脇役なんかもいて、あと数冊増えても良いから脇話の話ももっと欲しかったな~と思うくらいでした。

なかなかガッツのある健気で一途な主人公で、読んでいて気持ちよかったです。
師匠も役どころは嫌われ者だけど、ブレない芯の強さはかっこよかった!
周りのキャラもそれぞれに味があり志があり恋心もありと楽しかったです。

気になったのはサイヤ人と美人なイーレン。
(女の子だと思った読者が多かったそうですが、自分は男の子だと思った)
この2人を見て微笑ましく思っちゃうのは(先を期待してしまうのは)、自分がほんとに腐ってきてるなと自覚させられた。。
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