えろ◆めるへんオンナ 卑弥呼
」のレビュー

えろ◆めるへんオンナ 卑弥呼

たにぐち千賀

面白そうな設定なのに色々と残念

2017年6月3日
最初は、占う為に仕方なく抱かれているというシチュエーションに惹かれ、そんな中でも恋をして何か状況が変化するのかなぁ、なんて続きを楽しみにしていましたが…。
読めども読めども、ストーリーにはほぼ進展がなく。出会う人誰とでもとにかく、ひたすらヤッているだけでエッチシーンにも関わらずドキドキせず、むしろマンネリに飽きてしまいました。

いくら抱かれ慣れてるからといって、野党に集団レ●プされた時も主人公の感情描写がなく、助けられた後も誰もそのことに触れず、さらっと流されていて引きました。
レ●プされた事よりも、その事実に傷つかない主人公にも周りの男にもドン引きです。普段から娼婦のようなことをさせられてるからといって、いいのかそれで…。

一番気になるのは、主人公が占う為に色んな国の人に抱かれるようになった理由です。
タケルが、「ヤマトだったらこんな事させなかっただろうに」と悔やむ描写がありましたが、じゃあタケルがさせなきゃよかったよね?と、普通に考えて思ってしまいます。
そもそも、色んな人に抱かれなきゃいけない理由が分からないです。設定が曖昧です。
未来さえ見えれば良いのなら、望まぬ相手に抱かれずとも、毎日タケルに抱いてもらって占えば良いのではないでしょうか……。
誰とでも寝る主人公よりも、タケルとだけ寝る主人公の前に、アサヒが現れる方が設定的には萌えました。個人的には。

ツッコミどころ満載ですが、誰とでも寝る主人公のエロ漫画が読みたい方にはオススメです。
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