このレビューはネタバレを含みます▼
190ページでした。うまく話が書かれていて、最後までハラハラしてどんな終わり方になるんだろう？と思い一気に読み進めました。やはりこの作者さんの書き方は私は好きです！
ヒロインは薔薇と喩えられるほどの美姫。そして素直で愛らしく、まわりからも可愛がられます。ヒーローに一途でいじらしい所も可愛かったです☆。
色々あって…ラストには不穏な事件が解決し、双子王でしたとヒロインに正体をバラし、それからの流れで案の定3Pになってしまい…。私は3Pモノは好きじゃないので読みませんでしたが、特にそんな違和感もなく、これはこれでいいのかも♡なんて思ってしまいました。
一応は国王である長男の（太陽のほう）王妃という立場なので、今さら選べというのも違うのでは…？というヒロインの意見ももっともです。
優しい次男（月のほう）とも良い感じに夫公認で関係が続くんだろうな、という感じでしたが…まぁそこは深く考えず、悪役を成敗したという事で、一応このストーリーはハッピーエンドなんでしょう（笑）。（最後に起こるクーデターの話が少し分かりづらかったので、そこだけ☆－1です。）
どちらか一方がヒロインを諦めるという事も無く、ラブについてはハッキリしない関係ですが、作者さんの文章が良いので、モヤモヤは残らず爽やかな終わり方になってるなと思いました。
自分でも予想外に『読み返したい作品♡』と思っています。
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