ひばりの朝
」のレビュー

ひばりの朝

ヤマシタトモコ

全部が描いてある

ネタバレ
2017年6月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人は、自分が見たいものしか見ないし、聞かない、信じない。(他人は何処までいっても自分を映す鏡でしか無い)
この話は私が今まで感じてきたすべてが描いてある。
どうにもならない世界。
最後のあとがきの言葉「怒り」にたいして
よくわからない「救い」のような気持ちになりました。
ヤマシタトモコ先生のような作品を描く人がいて良かった、というかなんというか。
最期の一文が自分には苦しくなりました。そうでありたい。
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