さすがの展開とセンス





2017年6月30日
誰もが常識や理性やらで普段見なかったことにしている欲求、自分でも認められないような願望をこれでもかと目の前につきつけてくる。この漫画にはそんな鋭さがあるように思います。砂糖菓子的な恋やいわゆるハッピーエンド、最後はみんないい人、みたいな展開ではありません。それは、サービスの行き届いた豪華ホテルが王道恋愛漫画だとしたら、安野漫画はジャングルのサバイバルキャンプみたいなものかも。追い込まれて過酷な状況でしかわからないこともある。どちらにも魅力があるので両方好きですけどね。

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