みをこがし ~末姫の恋~
」のレビュー

みをこがし ~末姫の恋~

しみず水都/吉崎ヤスミ

☆3.5ぐらいです

ネタバレ
2017年7月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美人姉妹(姉は美人系、妹のヒロインは可愛い系)と、ヒロインの姉に間違って求婚してしまい、後に引けなくなってしまった超イケメンヒーローの恋のから騒ぎストーリーです。
山のように愛の文をもらう美人姉に憧れる愛らしい妹のヒロインは、まだ少々幼い感じです。玉の輿を狙う姉の、恋の火遊び相手との文を届けさせられた時に、偶数ヒーローに出逢いますが落とした文のせいで名前を間違われ、そして求婚された姉の女官として付いて行く事になってしまい… といった所からストーリーは進展していきます。
過去に女性に対するトラウマを持つヒーローですが、間違ったと言えない状況とはいえ、そして何人も娶る事ができるとはいえ、ヒーローの態度はあまりにも姉が可哀相かなぁ?と思います(^-^;)。まぁ、それで真実の愛に目覚めたのでいいかもしれませんが。
妹のヒロインは頑張り屋さんで健気なイメージです。妖艶な美人姉と全く違うタイプで、牛車から転げ落ちたりして散々な目に遭ったりしますが、色々頑張ったおかげで最後はちゃんとハッピーエンドになります。
登場人物はほぼこの3人で、ヒロイン姉妹とヒーローとの三角関係が楽しめる?お話です。でもイチャコラ話というほど甘い感じは無かったかな…。ヒロインが苦悩する心情の方が多かったかも。
ラブ描写は普通か控え目ぐらいです。
☆3は可哀相かと思い、一応☆4にしましたが、すれ違いや誤解が多く、少々甘さが足りないので印象として☆3.5ぐらいです。
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