このレビューはネタバレを含みます▼
読んだけど、緒川さんらしい毒と官能と、そしてその後にひっそりと幸せがあったところに安心した。緒川さん、バッドエンドも数多いのでね。そして私はバッドエンドがダメなので、レビュー読んで購入。靴職人のアダムと、広告塔である若き社長のユーリの関係が切なく、そして官能的。アバルキンを有名にするために、男の足と感情をハイヒールに押し込み、スポンサーに足を開くユーリ。足も心も身体も次第にボロボロになっていく様がもう辛くて辛くて…。髪を切って、スニーカーに履き替え、ぴったりと地に足を付けて歩き、アダムに微笑むユーリの姿に泣きそうになった。これがあったから評価☆5。ユーリの叔父とライバル会社の社長のお話もよかった!レビュアーさんの人気が高いのも納得。オジサマCP、元々好きなので萌えた。それでも、最後のユーリのシーンがなければ、☆は下がったな。それほどいい顔してた。これまでのテアトルでの芝居のような生活と一変した、アダムとユーリの未来に幸あれ!