表題作イマイチ、ラスト胸糞

表題作は攻めの倫理観がイマイチで入り込めませんでした。なんか不誠実な感じ。

途中に挟まれたシリーズ物はなかなかよかったです。

ラストの作品は……個人的に攻めが思いやりが足りず自分勝手な上に高慢で胸糞です。そして無駄に登場人物が多く散漫な印象です。

この作者さんは基本的に性格の悪い意地悪な攻めが好きなのかも知れませんが、私には性格の悪さがそのまま悪印象です。

また、前編通して、設定の提示や登場人物の紹介が下手だと感じました。
最初の数ページで名前だけ何人も出てきたり、複雑な設定が説明されずに進んだりすることが多く読みにくく感じました。

絵は大変好みでエロシーンの表情やニュアンスはとても良いし、受けの感情は伝わりやすく好印象なものが多かったので残念です。