囚愛 籠のなかの花嫁
」のレビュー

囚愛 籠のなかの花嫁

沢城利穂/すがはらりゅう

大好きな作品です

ネタバレ
2017年7月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 325ページです。同タイトルで、倖月さちの氏のTLコミックが良かったので、もっと詳しく読んでみたい!と思い、この原作を購入しました。
やっぱり原作はエピソードが事細かく書かれていてすごく良かったです!!☆
ヒロインは困窮してしまったけど元々はお嬢様で、みんなが振り返るような美少女です。ヒーローは隣に住む年上イケメンで、2人は幼なじみです。
ストーリーの序章では…阿片戦争で不穏な世情の中、まだ12歳のヒロインでしたが別れの際に結婚の約束をしてもらいます。そして7年後に2人が出逢い、かなり危ないシーンも続出ですが、ラストにハッピーエンドになるまでが物語の主軸です。
戦争の余波から逃げてきた香港が舞台になっていて、美味しそうな中華料理やヴィクトリアハーバーなどの地名、着物からチャイナドレスへの移行など、舞台背景がチラホラと垣間見れて素敵でした!
再会してからのヒーローは、冷酷な別人になっていて、その辺りのヒーローの心情の変化も良かったです(^-^)傲慢で不遜なヒーロー好きにはオススメですよ(笑)。ヒロインは文句なく可愛いです!純粋で美しいって…最強ですね。
私はコミックを見たのでイメージ出来ましたが、ラノベだけだと出てくる言葉や物が中国語で想像し辛い難しい所があるので、そこだけはマイナス要因かな?。ラブ描写回数は多すぎず、でも内容が濃い感じ。これは本当にドラマチックなストーリーなので文句なく☆5です!
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