ベイビーブルー
」のレビュー

ベイビーブルー

いくえみ綾

思春期特有の

2017年7月23日
些細なことやら、抱える葛藤やら、恋とか人間関係とか、大人からみたら大したことないことに世界が終わるような、広がるような、そんな感覚を思い出す作品。
今読み返すと、当時は何も感じなかった大人側の視点になったのか、先生や梅太郎の気持ちに共感しますが、学生時代は主人公に思いっきり共感しました。
「ベイビーブルー」も同時収録の「10年も、20年も」も、人との出会いって大切だな、何かを変えるなと感じた作品です。今の中高生には古い設定かもしれないけど、学生のときに読んで感じてほしい作品です。
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