エトランゼ
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エトランゼ

紀伊カンナ

1~3巻まで続けて読みました!

2017年7月25日
3巻がでたので、一気読みしました。「海辺のエトランゼ」続編です。
1巻では実央をつれて実家に戻った駿。両親との再会、初めて会う弟のふみ。気まずい思いを抱えての帰郷だったけど、もう家族がいない実央には…。実央の誕生日の回がジーンときました。その後にふみに見てはいけないものをみられちゃうけど…。
2巻では、実央との関係を理解できないふみに説明したり、しっかりしている実央と自分を比べて落ち込んだり奮闘したり、駿はいっぱいいっぱいな感じです。実央は「海辺の~」の頃の印象とは違う感じもするほどのびのびしています。
3巻では、ふみの授業参観に行くことになって、昔好きだった和田との再会が…。そして駿に転機が!小説が売れるようになって…。第一部完とあるように、クライマックスに向けて、どんどん押し寄せてくるような展開でした。もう少しゆっくり見たかったなぁと思うようなシーンもありました。最後にチラリと5年後、中学生になったふみが!
エトランゼシリーズは、二人ののんびりした日常や、思いやる気持ちがよく表れていて、癒されるストーリーです。第二部も楽しみです!
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