ばらの森にいた頃
」のレビュー

ばらの森にいた頃

雲田はるこ

表題作は

2017年7月26日
バンパネラものです。数百年を共に、慎ましく儚くて愛情深い暮らしを営む二人にまさかの結末。ハッピーエンドと考えていいと思います。個人的に「うらえり」の話が好きでした。男なのに恋をしている女の目、というのが凄まじくて色っぽくて良かった。雲田先生の描かれる身体の線、表情が好きです。余計なモノを極力省略したシンプルな絵柄が潔くてとても美しい。大好きな作者さんです。
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