このレビューはネタバレを含みます▼
293ページでした。『傲慢系腹黒ヒーロー』が好きな人には大丈夫な作品です！この作者さんの他の作品もかなり強引なヒーローばかりですけど、これは他作品の上を行くかも？(^_^;。後半からは独占欲丸出しで、焼きもちもすごくて面白かったです。
作品紹介の文では『勝手に結婚？』という内容がイマイチだと思いましたが…なるほど、読むと事情が色々分かって☆5評価になりました。
ただ！若干ですが、ファンタジー要素があります。
ヒーローは枢機卿などを輩出する家系で、閃光により人の記憶を消す能力を持っています。その辺りのファンタジックな部分で評価が分かれるかも？。
ヒロインは純粋で美しい清らかな乙女で王女ですが、継母の王妃に厭われて森の小屋に身分を隠し、たった１人で暮らしています。森での生活のシーンはヒロインの健気さに泣けました！！
そこに軍服のイケメンヒーローが現れて…といった感じで前半の話が進み、
後半からは、ヒロインの自国を侵略したヒーローは、自分が仕える国王と人質のような形で政略結婚させられる事になった王女が実はヒロインだった！という事が判明して…でも何か色々訳ありそうだぞさて２人はどうする？！というストーリー展開です。
今までにあまり無いストーリーが面白く、美しく可愛すぎるヒロインにベタ惚れのヒーローがホント偉そうで上から目線で（笑）私は好きな作品でした。表紙も大好きなえとうさんの絵だったのに、イラストなし表記に気付かず挿し絵が１枚も無かったのが少し残念です。
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