後宮に咲く秘密の華 ~皇帝に愛された刺客~
」のレビュー

後宮に咲く秘密の華 ~皇帝に愛された刺客~

吉田行/Ciel

何とも言えない感じ

ネタバレ
2017年8月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 235ページでした。う~ん…レビューをまとめにくいです(;^_^A。何とも言えない“ほの暗~い”ストーリーです。ヒロインのひとり芝居(では無いんですけどね)っぽい感じで、ヒーローはめっちゃ影が薄い…。
昔、皇帝の寵妃とその男児が、後宮内の争いで現皇后により惨殺される事件があり、ヒロインはその殺された寵妃の末裔です。一族の怨み辛みを聞き育ち、幼い頃から暗殺者として育てられ、類い希な美しさを武器に皇帝(現皇后の息子)に近づき…と、話は進んでいきます。
☆3にしましたが2.5ぐらいの評価です…。
ヒーローとの絡みが少ないのに急激に相思相愛になっていてちょっと違和感がありました。ただ優しいだけのヒーローにしても、なんでそんなにヒロインの事を好きなのかよく分からないし。ラストに明かされる理由があったとしても、もうちょっと2人が想い合う過程を書いてもらわないと理解しがたいです。
物語の中で、ヒロインがひたすら自問自答して、暗殺者としての使命を奮い立たせる部分が多く書かれています。甘さは控え目です。ラストは…何ともスッキリしない終わり方ですね(苦笑)
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