蜜の島
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蜜の島

小池ノクト

読み返し必至作品。

2017年9月26日
こういう作品があるから漫画発掘は楽しいです。
第2次世界大戦後、亡くなった戦友に頼まれて戦友の娘を母方の故郷の島へ送り届ける・・・と言う流れから物語はスタートします。

地図にないその島は独特の風習が根付いていて、そこで次々に人が死んでいき、最終巻の4巻でまとめて伏線回収・解説があります。
ネタバレをするのは簡単ですが、複雑混沌としている内容なので書いても伝わらないと思います。
1巻を読んで気になった方は続きもきっと楽しめると思いますよ。

ただ、細かい設定までこだわる人には向いてないかもしれません。交流がない島のハズなのに日本語(標準語)で普通に会話出来ちゃう部分とか等。
ミステリー、サスペンス好きにはそれでもお勧めできる一品ですけどね。

タイトルの蜜の島は「ミツの島」と「秘密の島」の両方の意味なのかな?と読み終わった後に思いました。
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