墨と雪
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墨と雪

かわい有美子/円陣闇丸

4作目。やっぱり良い!続編早く読みたいっ

ネタバレ
2017年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ (小説、1冊読みきり)

警察独身寮シリーズ。
発刊順だと、
<天使のささやき→甘い水→甘い水2→Zwei→天使のささやき2→墨と雪>

タイトルごとでスピンオフになってます。
つまり、本作はこのシリーズで4組目のお話。

読みきりシリーズなので、どれも1冊ずつで読めますが、登場人物たちの関わりも面白いのでシリーズ読むならぜひ順番がオススメ!
さりげない脇役たちの含みがわかってなお楽しいです(笑)。

さて、今回は遠藤たち(2作目甘い水だったかな?)で沢山登場していた、とんびに油揚げをさらわれた篠口さんのお話。

幸薄そうな人でしたが、まぁいろいろ大変でちょっと可哀相。。
どうなることかとハラハラしましたが、なんとかなってよかった!
相手もちゃーんと活躍しててかっこいいです!

区切りの良いラストですが、その後が物足りないエンド。
でもちゃんとあとがきで続編予告がありました!
嬉しいよー。
これはその後の話がないとBL的には寂しい。
その後の2人が楽しみすぎてたまらない(笑)。

1年後予定とのことですが、本作は2016年1月発行。
すでに1年過ぎてるっ!
あぁー、待ち遠しいです。
早くよみたい~。

シリーズ1作目を読み始めてこの4作目まで、そんなに時間は空いてないんですが、寄り道してほかの読んでたせいか、微妙にちょっとしか出ない人物たちの記憶が薄くなってた!
ちなみに黒澤は作者さん曰く、zweiと天使のささやき2にちょこっと出てたらしい。
えー、そうだったっけ!?
(覚えてなくてくやしい~)

いいです、いいんです。
このシリーズ大好きですから、そのうち全作読み返しますので(笑)。
そのときじっくり、今度はそういうささやかな前フリや横のつながりも楽しみます。

文句なく星5!
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