このレビューはネタバレを含みます▼
最初に読んだ時は、ただただ救いのない、読むのが辛い作品だと感じました。
ても、ここのレビュー読んだら、皆さん様々な受け取り方、感じ方をされていることに驚きました。
もう一度読み直した感想としては、自分の意思では抗えない闘いに送り込まれた人間の葛藤や無惨さ、戦争に正義も悪もなく、残るのは、真実を知らないまま平和を享受する人達と、消えていった命とそれを悼む人達、そして滅ぼされた側の悲惨さ(この作品ではそれを感じる前に消滅しますが)。
終戦記念日とかに見せて、戦争の無意味さを知らせるくらいのテーマ性かと感じました。