このレビューはネタバレを含みます▼
異世界と現代を行き来できる珍しい設定に興味をひかれ読んでみました。大魔法師のヒーローの助手兼、家事一切をヒロインがやっていますが、そのヒロインにベタ惚れの溺愛のメロメロのヒーローがかなり面白いです。僕が俺になるところも可愛い。ヒロインに嫌われたくないばかりに我慢をしてますが、皇太子の恋愛指南役をヒロインがする事になり王宮へ行くところから物語が動き始めます。好きと言ってもヒロインが家族愛みたいな受け取り方をする為、まさかヒーローが当て馬じゃないだろうかと不安になりながらも読み進めましたが2巻で安心!しました。本来なら大魔法師の素敵キャラだと当て馬なんて思わないですけども、とにかくこのヒーローはヘタレなもんで(笑)でも何百年も孤独に生きてきたヒーローには幸せになって欲しかったのでヒロインが家族愛じゃなくヒーローを好きだと自覚してくれて想いを伝えてくれた時は嬉しかったですね。ヒロインのそばにいる猫も可愛いし、ヒーローの弟子達も良いキャラでファンタジー初心者でも楽しく読めると思いますしシリーズ通してお勧めです