母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
」のレビュー

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

宮川さとし

読めたことに感謝

2017年11月2日
友人からの紹介で読みました。最初は、自分はまだ体験してないことだし、わざわざ暗くなるようなお話を読むのは…と思っていました。でも、友人の想いや感想を聞いて、読んでみようと思いました。
読み始めから終わりまで、とにかく、たくさん涙が出ました。やるせない気持ち、寂しさ。いつも味方だった大好きなひとがいなくなることへの喪失感。漫画として読んでいるだけでこれだけ感じるのなら、実際にはどれだけつらかったのだろうと思いました。
ぽっかり空いた穴は、時間が経っても埋まらないのかもしれない。でも、それでいいのかもしれない。大切な思い出、体験として、寂しさややるせなさという気持ちも含めて、一緒に生きていく。
そんな風に感じられた作品は初めてでした。
ありがとうございました。
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