人間の中で生きていくのは





2017年11月3日
他人にどれだけ迷惑をかけて、それをどれだけ許してもらえるのかの連続で成り立っているのだなと思う。十識は子どもの頃、その中にすら入れない孤独を感じていたから、大人になってから実験を繰り返しているのだろう、でも迷惑そうでない唯と出会って戸惑いを感じたのが面白い。ただなぜ迷惑でないか、その理由に勘づいたのは職業柄、さすが。一方、唯はなんで迷惑と思わないのか、自分の思考に気づいたことで、やっと十識を見た気がする。過去は変えられないけど未来を越えていくことはできるという言葉は、2人が「子どものころ」から脱した瞬間だと思った。

いいねしたユーザ2人