このレビューはネタバレを含みます▼
眠りの呪いをもつヒロインが一度も会った事がない結婚相手の住む町へ行きヒーローに会うも破談宣告され、それでも懸命に働き頑張る姿が胸を打ちます。出会い当初、魔法使いのヒーローはお世辞にも人柄が良いとは言えない外道まがいさながらの酷さでしたが、人外(銀狼)の姿で見るヒロインの素晴らしい資質に気付き身分を隠し、人間としてもヒロインと触れ合い自分の取った言動に後悔していき色々と関係改善しようとしますが上手くいきません。でも魔法使いをヒロインが嫌っていない事は知ってる為、ヒロインの窮地に助けてくれます。ヒロインもただ守られているばかりじゃなく自分が出来る事を探しひたむきに頑張るのでラスト、叔母の夫からヒロインへ宛てた手紙の場面では感動と共に涙が溢れ止まりませんでした。心が温かく優しくなる素晴らしい物語です
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