いとしい、ということ
」のレビュー

いとしい、ということ

高崎ぼすこ

表題作+短編3作

2017年11月10日
「いとしい、ということ」全3話
同じ会社の斉木と上司の嘉山のお話。嘉山に想いを寄せる斉木は見舞いにきてくれた嘉山に…。ぼすこ先生デビュー作でした。お話の流れにえー??と思うところがありましたが、素敵なリーマンに魅せられました。

「夏のコントレイル」
「ウィークエンドの憂鬱」
祖父の書店を手伝う高校生美坂と、リーマンに見えない秋介のお話。前半が高校生編、後半が大学生編となります。可愛らしいお話でした。

「暴君に刻まれた劣情」
明治後期~大正初期ごろ帝大同級生同士という設定で、軍人と作家の拗らせ愛でした。軍服姿が眼福です。
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