パーフェクト・ファミリー(5) 愛は苦悩とともに
」のレビュー

パーフェクト・ファミリー(5) 愛は苦悩とともに

橋本多佳子/ペニー・ジョーダン

あるのかも

ネタバレ
2017年11月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ しれない。生死の淵をさ迷うと、人が変わると。確か夏目漱石も吐血して病で正に死の底から甦った後、以前は怒りっぽく家族を寄り付かせなかったが、大分人当たりが柔らかく子供にも接するようになったと。でも、根底に周りの人間の愛がなければ違うかもしれないが。
にしても、ヒロインはいい意味で耐えたなぁ。割りきった上であっても、ヒーロー以外がいい人であっても。すごいなぁ。正直愛ではもはやヒーローには悪いがないと思う。なにかある種超越してるかな。
でも、許しをこうヒーローにきちんと理由をのべた上で自分の気持ちを伝えるのは良かった。いつものHQみたく流されちゃうヒロインとはひと味違う。まぁ、それだけヒーローがゲスだったからなんだけど。ヒーローではない、ただのろくでなし男。
子どもがかわいかった☆女の子のフワフワな髪がかわいかって、まだ赤ちゃんなのねって。あとヒーローに歩みより抱きついたあとのゴロゴロ顔、かわいくって猫にしか見えん☆お兄ちゃんは、トラウマになってなくて良かったです。だって妹より記憶は濃いはず。まぁ、あとはゆっくりろくでなしには償ってもらいましょ♪
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