としうえのあいじん
」のレビュー

としうえのあいじん

吹山りこ

幼いながらも

ネタバレ
2017年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 丸々表題作です。
お話は作品内容の通りで、ショタが苦手な方は…と書こうと思ったのですが、何を隠そう私もショタ苦手なんです。 ただ可愛いだけのショタ受けが…(^_^;)
しかしこの作品はショタ攻めです。しかも男気がある!
お陰で抵抗なく読めました。

一緒に暮らしていくうちに、お互いを意識し、スズムがお菓子作りだけでなく料理も上手になったら「愛人から嫁に昇格してあげる」と 穂高。

京吾からは18才になるまではH禁止令が出ており、我慢しながらも素直に守る二人に好感が持てました♪

この二人の何がいいって、年の差7才、なのにスズムは穂高を子供扱いせず対等に接してくれる。
穂高は小学生らしからぬ発想や気遣いができる。
なのでとてもよくバランスがとれていました。

8年後18才になり、背も伸びイケメンに成長した穂高とスズムはやっと結ばれました。
あいじんでは無く恋人として。

境遇は少しだけ切なかったけど、二人の心情が細かく描かれていてよかったです。
幼いながらも一途で誠実な可愛らしい二人のお話でした。
絵は見やすくて綺麗。
ストーリー重視でHは最後のほうにほんの少しだけ。
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