このレビューはネタバレを含みます▼
よかったです!
目次に違うタイトル並んでますが、1冊まるっと同じカップルのお話です。
お金でしか好きな人を繋ぎ止めることを知らない宇宙人のような発想をする作家(間宮)と
おこづかいは嬉しいけど、お金の関係はおかしいと思う普通の感覚の持ち主の男の子(日和)。
出だしはちょっと急なところもありますが、
2人のやりとりの中で生まれる日和の心情などが、
身体を壊して高専を休学してる日和の状況ともうまく絡めて表現されていて、
奥が深くてよかったです。
あと流れている空気感というのかな、情緒的で雰囲気があってよかったです。
総196ページ。