透明人間の骨
」のレビュー

透明人間の骨

荻野純

脆さが怖い何故か気になる話

2017年12月26日
ここに居たくない、と強く願ったら透明人間になれてしまったアヤ。薄幸感漂う空気感の中、ストーリーはアヤのモノローグ中心。坦々と進むストーリーは劣悪環境で育ったアヤの離人感の表現だと思うと胸が苦しくなる。少しの幸せを感じたら透明人間になれなくなっていた。そしてショッキングな事が起きて3巻に持ち越し。アヤは自分自身の事にどう決着をつけるのか見届けたい。
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