このレビューはネタバレを含みます▼
1巻は普通に楽しく読めました。
2巻を読んで疑問が残りました。
主人公の奥さんにゃーちはこの世界にいる限り元の奥さんの姿にはならないでしょう。主人公と元の奥さんの記憶が無いにゃーちは最早別人と言ってもいい程。今のままだと、主人公はにゃーちの中の奥さんを見つけて納得していかざるを得ない状況です。元の世界に戻れないなら、奥さんの姿と記憶は諦めなくてはならず、万が一記憶が戻ってもにゃーちの姿のまんま。元の世界に戻るときはにゃーちの姿は無くなります。この世界に居ればいるほどにゃーちの姿にだって愛着は湧くと思うので、どっちにしてもずっと心に別の姿の女性の面影を残しながら、またその事で罪悪感を感じながら過ごしていくという、悲しい思いをしなきゃならないのかな〜って思ったらほのぼのした日常もなんか切なくなっちゃいました。