このレビューはネタバレを含みます▼
最後までいけなかったのは、彼の原因ｱﾝﾄﾞ彼女を必要としなくなったって事。彼は、典型的な天然女たらし。仮に彩さんが、過去を今の彼を見て見ぬふりしても彼はまた浮気するタイプ。なんと言うか理由をつけては････彩さんのせいにしては浮気を結果繰り返しそう、その度に謝って二度と傷付けないと言いそうなタイプ。多分、彩さんが一番なんだろうけどその割りに弱い。色々想像しちゃう話でした。 彩さんが微塵も悪くなく間違いもなく、正論(涙)悲しくなるほど。こんな人いなさそうで実はいると思う。かわいそすぎる。裏切られた上、息が詰まるとか言われちゃうなんて。ま、彼にはあの時点では、彩さんが不要になっていたけど、一度の浮気での別れがやで普通に別れてたら、執着はしなかったはずでスランプもなかったはず。浮気相手とも切れてたよりどころがなくなって、やっと自分に向き合えたから書き始めたんじゃないかな、なんて。悪魔で復縁はその場だけの喜びで、やっぱり浮気の後ろめたさは消えないし結局彼の復縁の喜びは浮気を許されたと言うだけ、彩さんにたいして好きではないんだなって。控えめに関係を待つのも、悲しいかな好きなんじゃなくて許しを待ってるだけ。彼女の転職にたいしても。後半はもはや、恋愛要素は溝口さんだけ、面白いような凄くリアルすぎて痛かった。彼には、彩さんみたいでなく彼よりバカななにも考えてない、可愛らしい子があうんでしょうね(涙)彩さんには、浮気さえしなきゃ彼があってたんでしょうね。最後の別れもせめてもの救いが彩さんからの別れかな。でも悔しいかな、彼は彩さんでなくとも幸せになれる事。なんだかベタでも良いから、彩さんの充実してるであろうその後を見たいなぁと思いました。かなり久しぶりの続話でしたが、完結とあるのでもう当たり前ですが彼らの話はないんでしょうね。ちょっと残念。私は面白いとかでないけどリアルで好きでした。また、シリーズで書いてほしいです！
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