ドラマCDのブックレットに後日談。





2017年12月29日
ドラマCDのブックレットに書き下ろしショートストーリーが掲載されており、短いながらもその後の二人のイチャラブの様子が描かれております。廣末さん、松岡にメロメロじゃないっすかw
[本編の感想]木原音瀬さんの作品は20年ほど前にいくつか読んで作者の文才と文章力に感銘を受けました。
当時、木原音瀬さんはまだ普通の会社員として実社会で働いてあって、BL作家と社会人の二足草鞋をされてあり、この作家さんが描く作品が何故こんなにも説得力があるのか心底理解出来ました。
今作もまた然りで、キャラクターの人間性や言動等の構成に関しては驚くほど現実味を帯びています。
自分の率直な感想として、廣末というキャラクターの言動には妙に共感出来てしまいました。もしリアルに自分が廣末の立場であったら…と考えた時に、当作品で描かれている彼の言動はとても理解出来るな、と思いました。
あまりにも出会いが衝撃的で、今まで実直に生真面目に生きてきて恋に溺れるなんて経験した事ないんですよね、この廣末さんは。
そんな人が、周りが見えなくなるほど相手を好きで好きで堪らなくなってその相手と家庭を築きたい!と強く願うほど惚れてしまってるんですよね。
それなのに、実はあんたが惚れた相手は現実に存在しない人間なんだ、女装した男なんですよ、しかも何気に同じ会社で働いてるんだけどね!と、いきなり突きつけられ次の瞬間には恋しくて仕方の無い相手が泡のように消えてしまった訳ですよ。
その心境を考えると、天地がひっくり返るどころじゃないんじゃないかなー。
酷い喪失感と同僚からの酷い裏切りと失望感で埋め尽くされて人間不信になりかけている所に、自分を裏切った女装趣味の当人(主人公の松岡)から、これまたいきなり、いや騙したのは悪いし自分は男だけどあんたを好きになったんだー!って言われても生理的に無理じゃね?
寧ろあの女を返せ、もうタイでも韓国でも行って性転換手術受けて女になって来てくれと、もし自分なら言うかも…と思ったりしました。
あと、同性に好きだと言われ性欲を刺激されない、同性相手に恋愛は生理的に無理だ、と廣末が思い悩む部分には納得。
BLでは極当然の様に描かれている「男だけど好きだと言われ好きになっちゃった」的な構図はリアルでは先ずないのではないかと思う訳です。
その辺りを木原音瀬さんはとても上手に描かれているなぁとつくづく感じました。
[本編の感想]木原音瀬さんの作品は20年ほど前にいくつか読んで作者の文才と文章力に感銘を受けました。
当時、木原音瀬さんはまだ普通の会社員として実社会で働いてあって、BL作家と社会人の二足草鞋をされてあり、この作家さんが描く作品が何故こんなにも説得力があるのか心底理解出来ました。
今作もまた然りで、キャラクターの人間性や言動等の構成に関しては驚くほど現実味を帯びています。
自分の率直な感想として、廣末というキャラクターの言動には妙に共感出来てしまいました。もしリアルに自分が廣末の立場であったら…と考えた時に、当作品で描かれている彼の言動はとても理解出来るな、と思いました。
あまりにも出会いが衝撃的で、今まで実直に生真面目に生きてきて恋に溺れるなんて経験した事ないんですよね、この廣末さんは。
そんな人が、周りが見えなくなるほど相手を好きで好きで堪らなくなってその相手と家庭を築きたい!と強く願うほど惚れてしまってるんですよね。
それなのに、実はあんたが惚れた相手は現実に存在しない人間なんだ、女装した男なんですよ、しかも何気に同じ会社で働いてるんだけどね!と、いきなり突きつけられ次の瞬間には恋しくて仕方の無い相手が泡のように消えてしまった訳ですよ。
その心境を考えると、天地がひっくり返るどころじゃないんじゃないかなー。
酷い喪失感と同僚からの酷い裏切りと失望感で埋め尽くされて人間不信になりかけている所に、自分を裏切った女装趣味の当人(主人公の松岡)から、これまたいきなり、いや騙したのは悪いし自分は男だけどあんたを好きになったんだー!って言われても生理的に無理じゃね?
寧ろあの女を返せ、もうタイでも韓国でも行って性転換手術受けて女になって来てくれと、もし自分なら言うかも…と思ったりしました。
あと、同性に好きだと言われ性欲を刺激されない、同性相手に恋愛は生理的に無理だ、と廣末が思い悩む部分には納得。
BLでは極当然の様に描かれている「男だけど好きだと言われ好きになっちゃった」的な構図はリアルでは先ずないのではないかと思う訳です。
その辺りを木原音瀬さんはとても上手に描かれているなぁとつくづく感じました。

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