恋のいろをおしえて。
」のレビュー

恋のいろをおしえて。

者鐘シイ

読後が清々しくてとても良い作品です

ネタバレ
2018年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻は以前レビュー描いたので割愛します♪

★2巻レビュー★
デートに尾行、ケンカ…服も映画もごはんも王道の展開ですが、きゅんきゅんしました。たい焼きがいい味出してて、王道なのに飽きること無くスラスラ読めました(●^o^●)
1巻は千尋が主役に感じましたが、2巻には出てこないのでやっぱり物語の主役はアユタなんだなぁと。
3巻も楽しみにしてます!

★3巻レビュー★
物語の核心に迫る巻でしたヽ( `・ω・)ノ
クライマックス直前なのが伝わってきてドキドキしました。
個人的には鈍感隼人より、清楚で可愛くて良い子なのにいちいち邪魔くさい吉岡にイライラしながら読んでます(笑)
爽やかなハグのシーンはありましたが、あれ以上のエッチなシーンは無いまま終わるのかな?( ̄ー ̄)
4巻も楽しみにしてます(≧▽≦)

★4巻レビュー★
まず、しい先生には毎回思うのですが、カラーの美しさ!!!
3巻もカラーで始まりましたが、ふきだしの中に色付けしてるのが好きです。そんなに見ない表現なので、個性があるし素敵だなーと思いました(●^o^●)
見開きの扉絵は勝手に、二人は寝起きでパジャマ姿でベッドの上なんだと想像しております(笑)違ったらごめんなさい(笑)
個人的に、あんなに嫌いだった吉岡なんですが「私も遠慮してられなくて」ってセリフで好印象に。やっぱり最後まで良い子でしたね…ぐぬぬ吉岡め…
アユタの告白シーンも、隼人の告白の返事もすべてが良かったです。読者の期待を裏切らない展開で、読後の不快感は一切無く、第1話から気になってた伏線「あの手をとらなければ良かった?の手ってなんだろう」もしっかり回収されており、
すべての登場人物の恋に落ちる過程も丁寧に描かれていて、もう本当に良かったです。

第1話冒頭から出てくる「手」がキーワードになっている作品ですが、しい先生の綺麗な線で描かれる漫画だからこそ生かせているテーマだと思います。
ちなみに私が一番好きなカットが、第4話のアユタの告白シーンで、緊張のあまり自分の片腕を握っている大きなコマなんですが、これもキーワードの「手」を意識されたのかな?なんて読んでて思いました(●^o^●)
私、生まれて初めてゲイ漫画を最初から最後まで読み切りました。初めてだったのにスイスイ読んじゃいました、
こんなに爽やかで清々しくてきゅんきゅんの作品があったとは。
BL未経験の読者さんにも本当にお勧めです!
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