モブ山A治とモブ谷C郎の華麗なる日常への挑戦 【電子限定特典付き】
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モブ山A治とモブ谷C郎の華麗なる日常への挑戦 【電子限定特典付き】

吾妻香夜

モブ顔もBL大好きなのに気持ち悪く感じた。

ネタバレ
2018年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ モブ顔が好きなので表紙の絵と題名に期待して購入しましたが、期待外れになってしまいました。

作者は モブ顔にフェチが無いのでは?と読んでいて感じます。
自分が理解出来ないからこそ ゲテモノ感覚で手を出してみた様に受け取れました。
作品を通して伝えたい事は伝わってきます。
きっと「スポットライトが当たらないところでも人生がある。誰でも主役の可能性はある。」という様な事を言いたいのかと。
(モブが題材 って時点でそう思って読み始めますが)

テーマは良いし痛い程伝わるのですが、
作者がモブ顔に愛着が無い様に感じるので ストーリー中に何のトキメキも感動も感じませんし、引き込まれません。逆に気持ち悪いな とすら思ってしまった自分にショックです。
そう思った原因としては
・キュンキュンしそうな見せ場やエッチシーンでは必ずモブ顔じゃなくなる。
(キラキラした、作者が思う ザ・主人公顔になります。)キレイな顔にならなきゃ主人公役は出来ない、とやっぱりモブと差別化している感じがします。
・恋愛要素は皆無。
エッチをするだけでBL というのは個人的に好きでなく、モブの二人がどう惹かれ合いくっつくのかな?と期待していたら
終始 お互いにトキメク事もなく、したくないのを無理にやり体だけ慣れていき、
気付いたらカップル扱い。 といった風でした。
どこでキュンキュンすれば良いのでしょうか…。
作者のモブへの愛も感じられませんし。
内容的にもギャク漫画くらいの薄さなのに BL要素まで愛や何の葛藤も無い使命感からのエッチだけ。

モブ時の絵柄が凄い好みだったのに 残念でした。

恐らくこの作品は BLでキュンキュンしようと思って読むものでなく、ギャクとして読んだ方が良いものでしょうね…
そうするともっとギャク要素を多くして欲しいですが…
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